【助産師解説】妻が育児ノイローゼかも? 夫ができるサポート5選

妻が育児ノイローゼ気味かも?と思った夫は少なくないかもしれません。
出産はとても喜ばしい出来事ですが、無事に出産を終え母親となった女性は、急速なホルモン変動の中、出産による身体の痛みに耐えながら、24時間の育児が始まります。

母親になった幸福感をゆったり噛み締める間もなく、疲労感、ストレスなどから育児ノイローゼになることがあります。育児ノイローゼを防ぐ為や、育児ノイローゼになってしまったときの回復には、夫や周りのサポートが必要不可欠になります。育児ノイローゼ気味の妻に夫のどのようなサポートが必要になるか確認していきましょう。

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目次

妻が育児ノイローゼ気味かも?気にかけてほしい7つの症状 

これから妻の育児ノイローゼの具体的な症状を説明していきます。
人によっては、育児ノイローゼの症状を自覚していないこともあり、その場合は、夫や家族など周囲の人の気付きが大切になります。放っておくと、妻に大きな負担がかかるだけではなく、夫婦の関係や今後の子育てにも影響することがあります。

ささいなことでイライラしてしまう

今までは、笑って許せたことも許せなくなり、気持ちがコントロールできないほどイライラしてしまいます。
普段、温厚な妻でも夫や子供に怒鳴ったり、物に当たったりしてしまうこともあります。妻自身も自覚して、自己嫌悪や罪悪感を抱いていることが多いです。

無気力でやる気が起きない

無気力でやる気が起きず、やらなければいけないことがあっても、ぼーっとしてしまいます。
最低限の家事なども億劫になり、普段できているようなことが、できなくなってしまいます。時間があっても気力が湧かず、最低限のことができないような様子が見られる時は育児ノイローゼの可能性があります。

好きだったことにも興味がなくなる

ワクワクしたりすることも無くなり、今まで好きだったものや趣味に対しても興味を失うことがあります。
何をしても集中できなかったり、頭に入ってこないなどの症状があります。

自分の子どもを可愛いと思えない

過度な不安や疲労で、子どものことを可愛いと思えなくなることがあります。
可愛いと思えなくなることで、自分のことを母親失格と責めたりしてしまい、悪循環に陥ることがあります。
子供可愛いと思えないことは、罪悪感があるため相談しにくいこともあります。

眠れなくなる

昼夜問わずの24時間体制の育児に生活リズムが乱れます。育児に対しての緊張や不安が続き、子供が寝ていても気持ちが休まらず、入眠できないこともあります。慢性的な睡眠不足で自律神経も乱れ、眠いのに眠れないなどの症状が出て、更に不眠に陥ります。

家に引きこもりがちになる

疲労感が強く、外出する気力もなくなり、家に引きこもるようになります。子供と2人きりの時間が増え、社会から取り残されたような孤独感や閉塞感を抱くようになります。

人に会いたくない

周囲の人との会話や関わりが煩わしく感じてしまい、人に会いたくなくなります。家に閉じこもり、人に会う気力もなくなります。育児の悩みや愚痴を相談する機会も失い、溜め込んでしまいます。

妻が育児ノイローゼになってしまう原因

妻の育児ノイローゼは、過度な疲労や寝不足、不安などが原因になることもありますが、出産後のホルモンバランスの変化も大きな要因になります。また、周囲に頼れる人や相談ができる人がいるかどうかも重要です。

育児で寝不足が続いてしまう

夜間は頻回な授乳や夜泣きなどで細切れ睡眠が続き、育児で寝不足が続いてしまいます。日中は育児に加えて家事もあり、まとまって休息がとれず寝不足が続きます。また、子供が寝ていても過度な不安や緊張から睡眠が取れないこともあります。

産後のホルモンバランスの乱れ 

産後はホルモンバランスが崩れます。女性ホルモンが急激に減少することでセロトニンという幸せホルモンが減少して、落ち込みやすかったり、感情がコントロールできずにイライラしたりすることがあります。

周りに相談できる友人がいない

周囲の友達よりも早く出産したり、引っ越したばかりのような状況では、育児の相談ができる友人が少ないかもしれません。共感や不安を聞いてもらったりする機会がなく、孤独感や閉塞感を抱く原因になることがあります。

両親にサポートを頼めない

両親が近くに住んでいれば、不安なことをすぐに相談することができたり、育児のサポートを依頼することができますが、実家が遠方で両親に頼れない環境では、なかなか頼ることができません。

夫との関係が良くない

夫との会話が乏しいと、さらに妻は孤立してしまいます。育児の悩みや不安を相談することもできないため、寄り添ってもらえる機会がなく、どんどん1人で抱え込んでいってしまいます。関係が良好である場合でも、夫の仕事が多忙でワンオペ育児の場合も妻の負担は多くなり、育児ノイローゼの原因になることがあります。

妻が育児ノイローゼのときに夫ができるサポート5選

ここまで、育児ノイローゼの原因や症状をお伝えしてきましたが、「妻が育児ノイローゼかもしれない」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。次に、夫ができるサポートをご紹介します。全てを行動にうつせなくても大丈夫です。実施できることから始めて、妻の負担を軽減できるようにしていきましょう。

育児ノイローゼの理解を深める

育児ノイローゼのような症状がある妻を見て、「なぜ?」と問い詰めたりすることは絶対にしてはいけません。妻からのSOSのサインだと思って、いつも以上のサポートを心がけてほしいものです。妻が置かれている状況を考え、寄り添った言動や行動をしましょう。

「頑張れ」の代わりに慰めの言葉を

 「頑張れ」は避けましょう。これ以上頑張らなくて良いよと寄り添いましょう。無事に出産を終え、今日まで子供の為に尽くしてきた妻を認めて、褒めてあげてください。仕事から帰宅した後、妻の話に真剣に向き合い、認めてあげましょう。「頑張ってるね」「ありがとう」の言葉を伝えるのも大切です。

家事の負担を減らす

妻の家事に完璧を求めないだけではなく、負担を減らして休息や気分転換の時間が取れるようにしてあげましょう。例えば、手を抜けるようにする、夫が代わりに家事を行う、時短の家電に頼ったりすることも良いでしょう。ネットスーパーやお弁当の宅配サービスなども便利です。

妻の1人の時間をつくる

妻が育児ノイローゼのような症状が見られたら、可能なら数時間でも妻を1人にして自由に過ごせる時間をつくってあげましょう。毎日、同じ部屋で赤ちゃんと2人きりで向き合っていると気がめいってくるのは当然です。子育てや家事から離れられると気持ちもリフレッシュすることができます。
ジョサンシーズでは助産師によるベビーシッターサービスを活用してリフレッシュされる方もおられます。

育休を取得し、育児に関わる時間を増やす

育児休暇を取得し、夫婦で育児に向き合うことも検討してみましょう。育児•介護休業法が改正され、事業所は育休が取得しやすい環境の整備が義務付けられました。2022年の10月から開始される産後パパ育休は育休とは別で、子どもが産まれた後にパパが休暇を取得できる制度です。

2人とも疲れているときの対処法

妻の負担を軽減させるために、夫が家事や育児に一生懸命に向き合うと、2人とも疲れてしまうこともあります。そんな時に、できる対処法を説明します。
無理せず、夫婦で話し合って取り入れていきましょう。

実家に預ける

どちらかの実家が近くにある場合は、お子さんを預けたり、お世話のサポートをお願いしたりすることも負担が軽減できると思います。お子さんを預けることが難しい時には、家事などのサポートをお願いするのも良いでしょう。

家事代行サービスを利用する

育児と家事との両立はかなり大変ですが、家事だけでもプロに依頼することができれば、肉体的にも精神的にも余裕が生まれます。1週間分の食事の作り置きやトイレ、お風呂など負担のかかる場所の掃除だけでも依頼することができます。

専門家に相談を

妻の育児ノイローゼの症状が深刻な場合や、長引く場合には助産師に相談したり、医療機関の受診を検討しましょう。各自治体によって、相談窓口もあります。
ジョサンシーズでは、日々のLINEチャットでのサポートはもちろん、ベビーシッターや育児相談などの訪問サービスも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

育児ノイローゼは周りの協力が大切

妻が育児ノイローゼに陥らないためには、子育てが辛いと思った時にその気持ちを1人で抱え込ませないことが重要です。
妻とコミュニケーションを取り、ささいな育児への不安でも真剣に耳を傾けて、相談できる環境づくりをしてあげましょう。家事や育児は夫婦で取り組んでいく課題です。
夫婦だけで難しい時は、周りのサポートも得ながら、みんなで力を合わせて、乗り越えましょう。

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