【助産師解説】新生児からベビーシッターは利用できる?ベビーシッターを選ぶときのポイントや注意点

目次

ベビーシッターとは

主に3歳未満の乳幼児を対象に、当該の保護者が家庭にいない間や仕事中、乳幼児を預かり、個別に保育をします。
日本におけるベビーシッターの決められた資格はなく、「子どもが好きである」「子育て経験がある」方や、保育士・看護師・助産師などがベビーシッターとして活動しています。
日本の利用率は海外に比べると低く、アメリカでは58%以上の利用率であるのに対して、日本では、5%未満です。
利用を躊躇している方の中には「子どもを預けて自分が休むことや出かけたり、仕事をすることに抵抗がある」「安全性が心配」と思う方も多いのではないでしょうか。諸外国と比較して日本における利用率は低いですが、各自治体との連携や、シッターサービス会社の増加、政府からの補助金などにより、徐々に普及してきています。

一般的なベビーシッターのメリット

赤ちゃんへのメリット

赤ちゃんは、環境の変化にとても敏感です。ベビーシッターは、ご自宅やママ・パパの職場など、いつもと同じ環境で赤ちゃんを保育するため、環境の変化による赤ちゃんへの負担が少ないです。また、べビーシッターは基本1人のスタッフが一人のお子様を保育します。保育園などの集団生活とは違い、お子様の成長発達に合わせた個別性の関わりを持つことができます。

パパ・ママへのメリット

預けている間、「大丈夫かな?泣いていないかな?ミルクは飲めているかな?」と心配になるかと思います。ご自宅でのお仕事中や職場など、赤ちゃんを近くで保育してもらうことで、安心して利用することができます。
一般的なベビーシッター会社では、それぞれの保有資格によりスタッフ自身で利用料金を設定できます。金額に合わせてスタッフを選択することで、金銭的な負担を軽減することも可能です。

利用のための最低月齢はある?

ベビーシッターの利用最低月齢は特に定められておらず、スタッフの経験や持っている資格によってそれぞれ対応月齢が異なります。月齢に応じては注意が必要で、特に低月齢(0~4か月頃まで)の赤ちゃんは、状態の変化が起こりやすいので、赤ちゃんの特徴について熟知しているスタッフを選ぶことが大切です。

低月齢(0~4ヶ月)でベビーシッターを利用するときに注意すべきポイント

1)低月齢の赤ちゃんについて熟知している担当者か

特に生まれてから生後1ヶ月までの新生児期は、低体温や脱水、低血糖になりやすいので、必要な哺乳量が確保できているか、排泄や身体の状態はどうかなどを総合的に評価する知識が必要です。

2)低月齢の赤ちゃんに起こりやすい病気や事故を理解している担当者か

SIDs(乳幼児突然死症候群)や、下痢、発熱、窒息、動くようになった時の安全管理についての知識を持つことで、安全に保育する環境の調整や、赤ちゃんの状態の変化に素早く気づき対応することができます。

3)ママの身体のトラブルに対して対応できる体制か

産後の身体が回復するためは、最低8週以上必要とし、妊娠前の状態に戻るまでには産後6か月程かかると言われています。産後1か月健診が終わった後も身体の変化は起こり、トラブルも多くあります。産後のトラブルとして乳腺炎や腰痛、腱鞘炎などがあげられます。
ベビーシッターの利用により休息をとることができますが、一方で授乳感覚が空いてしまい乳腺炎や乳房トラブルが生じることもありますので、その際の頼り先を探しておくと安心です。

4)家族で育児する体制が整っているか

ベビーシッター利用時はシッターが赤ちゃんを保育しますが、それ以外の時間をママだけ育児するのはとても大変です。特に、低月齢では睡眠リズムが安定しないため、ママは慢性的な睡眠不足や疲労状態に陥ります。そんな時にご家族からの協力が得られる体制を整えられるとより良いでしょう。

ジョサンシーズにおけるベビーシッター

ジョサンシーズのスタッフは全員助産師

看護師資格を取得し、さらに専門的に学んだ助産師は、お産をとるだけではなく、妊娠期の健康管理・育児相談・母乳ケア・赤ちゃん睡眠サポートなど、産前産後のトータルサポートが可能です。
ユーザー様への直接のサービスはジョサンシーズの助産師がすべて行います。

ジョサンシーズにおけるベビーシッターのポイント

1)退院直後・新生児から利用可能

生まれてきた後の赤ちゃんの状態を熟知している助産師だから、0歳0か月から利用が可能です。

2)病児保育も可能

低月齢の赤ちゃんの状態から、乳児に起こりやすいトラブルについて、オンラインでの相談はもちろん、ご自宅での病児保育も可能です。体調不良な時だからこそ、いつも過ごしている環境でのシッティングが赤ちゃんにとっての負担を少なくしてあげられます。(オンライン相談はベーシックプランで対応可)

3)母乳相談・育児アドバイスが可能

産後に起こりやすい乳房のトラブルや、腰痛・腱鞘炎など育児により生じるトラブルもご自宅で助産師による相談やケアを訪問・オンラインで受けることが可能です。
また、助産師が直接赤ちゃんのお世話をすることで、日々変化する母乳量やミルク量などの細かな調整も可能です。(母乳量の測定や断乳ケアも可能)

4)パパトレもご自宅で可能

育児をともにするパパや、ご家族への育児レクチャーを行うことができます。「赤ちゃんの特徴」や「赤ちゃんの1日」などわかりやすくお伝えするとともに、沐浴や抱っこの仕方など、お世話の仕方をお伝えできます(実践形式も可)。

利用事例

Mさん 女性起業家

出産後の早期復職を妊娠中から想定し、ベビーシッターをリサーチ。助産師なら赤ちゃんを安心して任せることができると思い「ジョサンシーズ」へ登録。
生後2か月から、平日毎日利用。日々の赤ちゃんの様子の情報共有や、ミルク量の調整を実施。また、赤ちゃんのことのみならず、断乳に向けて乳房の状態が日々変化している中で、ベビーシッター訪問の際に、乳房ケアも一緒に実施。

Uさん 共働き夫婦

生後2週頃から利用開始。授乳が軌道に乗らず乳房ケアの相談から開始。
母乳分泌のために、できることはやっていたが母体の休息が十分ではなく、
睡眠+授乳ケアプランを利用する。授乳の相談やケアは当日の母児の様子に合わせてカスタマイズ。
休息をとることで、母乳の分泌も上昇。授乳相談だけでなく、赤ちゃんに関する質問などはその場で解決。保育園に入園後は、母体休息のために再度ベビーシッターを利用。

赤ちゃん育児をオンラインとオンラインでトータルサポート! ジョサンシーズとは?

ジョサンシーズは、妊娠・出産・子育てという変化の大きい時期を助産師がオンラインとオフライン(訪問)のハイブリット型でトータルサポートするサービスです。

■まずはお気軽にご相談ください
・サービスの詳細はこちら:シッターページリンク:https://josanshes.com/babysitting/
・お問い合わせはこちら:お問い合わせLINEリンク:https://lin.ee/wVGWo8S
 利用前に助産師との無料面談も可能です。

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